防錆Q&A

防錆Q&A

さび落としをしなくても塗装できますか?

Q ラストボンドSGやカーボマスチック15Jは「さび面に深く浸透し、錆を抑え込む防錆塗料」と聞きました。さび落とし作業なしで塗装してもよろしいのでしょうか?」

 

 

A 今までの塗料(油性錆止め塗料など)と同程度の錆落とし作業はなさってください。最低限それは必要です。錆や、剥がれそうな旧塗膜、ほこりなどを除去してください。

 さび落とし作業は、人間がやることですから錆はどうしても残ります。残存する錆に対して「ラストボンドSG」や「カーボマスチック15J」はさび面に深く浸透し、錆びを抑え込むことが出来ます。

 防錆塗装作業と言うのは、歯医者さんの歯の治療と似ています。虫歯になって部位を入念に削ります。患者にはつらい治療ですが、入念に丁寧に虫歯にやられた箇所を除去しませんと、また再発します。

 十分に除去しないで、被せものをしますと、後から痛みが出たりします。その場合は被せものを取り外し、再度歯を削り取って、薬(それがラストボンドSG)を幹部に塗り、被せものをします。しっかりした治療になります。
 ラストボンドSGやカーボマスチック15Jも同じです。さび落とし作業入念にされますとより防錆が期待できます。

 再塗装の場合の素地調整作業(さび落とし作業)はとても大事です。