Q バイクのフレーム(鉄)にラストボンドを使う予定ですが、事前にサンドペーパーやブラストで表面を荒らす等の足付け処理は必要でしょうか?
また古い塗装は全て剥離した方が良いのでしょうか?
それとも古い塗装の上からラストボンドを塗っても問題ないでしょうか?
塗装手順として、ラストボンド、サーフェイサー、塗料(2液式ウレタン)の順で問題ないでしょうか?
A 質問項目に沿いまして回答させていただきます。
> バイクのフレーム(鉄)に使う予定ですが、事前にサンドペーパーやブラストで表面を荒らす等の足付け処理は必要でしょうか?
塗料には「目荒らし作業」は必要です。その作業をすることで素地面と塗料との付着がよくなるからです。
塗料の付着を良くするために塗装面を目荒らしをするのは、塗料をより強固に付着させるための「足がかり」をこしらえるためです。
> また古い塗装は全て剥離した方が良いのでしょうか?
> それとも古い塗装の上からラストボンドを塗っても問題ないでしょうか?
可能であれば、除去されたほうが良いとは思います。
古い塗膜が強固に付着していて,簡単に剥がれないようであれば、
表面を目荒らしをされてラストボンドを塗装すれば良いと思います。
下の事例のY様などは丁寧に旧塗膜の除去作業をされておられます。
「ラストボンドSGの使用実例の様子です」(Y様)
電動工具などが使用できない箇所などあろうかと思います。
古い膜が活膜(生きている塗膜)であれば、表面を目荒らししてラストボンドを
塗装して下さい。
簡単な見極め方法です。(一般的な防錆塗装の場合です。)
参考記事「付着力評価基準」
> 塗装手順として、ラストボンド、サーフェイサー、塗料(2液式ウレタン)の順で問題ないでしょうか?
それでよろしいかと思います。