2002年3月13日、愛媛県大西町にある四国電力来島どっく支線の送電鉄塔3号、4号を調査しました。
写真撮影をしました。17年前の昭和60年(1985年)に施工されています。当時来島どっくの最盛期で、8月の3日間しか停電時間が取れない中での施工でした。大変猛暑で、外気温38度。中古の浴槽に氷を入れまして、冷却しながら施工したことを思い出しました。
観察したところ、ところどころ劣化しています。17年という歳月を考慮すれば、立派です。
ふくれ、剥がれ、錆など通常の塗料にあるような「劣化現象」はありません。塗膜上部から徐々に少しずつ「風化」しているようです。