Q ヘアピンには製造時に防錆油のようなもの(人体に有害なものではないもの)が塗布されているようです。
それを弊社は小分けして防錆紙にくるんで、小ロットにてお客様へ配送しています。
お客様によっては納品後1年程度してからご使用される事例もあります。その場合、ヘアピンが錆びている場合があります。なにか良い方法はございますか?
A 防錆塗料で防錆はできないかと考えましたが、どうしても塗料の場合は防錆力のある物質なり顔料は人体に有害なものになってしまいます。たとえ微量でありましてもヘアピンは直接人の身体に触れるものですので、防錆塗料は使用できません。
となりますと「防錆包装」で錆を防ぐしか方法はありません。
1)ベストな方法
ガスバリヤー性能の袋と、脱酸素剤・乾燥剤の併用の「RPシステム」がベスト。
問題はすべて解決できると思います。
ただコストは高いです。単価が取れるものを扱わないと採用は難しい。
2)モア・ベターな方法
モア・ベターな方法で、現在使用されている防錆紙と乾燥剤のシリカゲルの併用が
望ましいです。ただしベストではありません。
コストがいただける商品であるようでしたら、RPシステムをお奨めします。
食品関係での実績のある脱酸素剤と乾燥剤とガスバリヤー袋(空気を透過させない機密性の高い包装資材の袋)の組み合わせで完璧になるでしょう。