ステンレス製品や構造物、建物に防錆塗装は可能なのか?という質問が皆様方から多く寄せられています。
過去のやり取りも含め表示するようにしました。最近のやり取りです。
Q 過去の「よくある質問」で、「カーボマスチック15Jが塗料に塩素成分が含まれていないので、防錆塗料として優れています。」ということを知りました。
ステンレスの建物へのカーボマスチック15Jによる防錆塗装を考えています。塗装する前にステンレス面への目荒しは必要な作業でしょうか?
また部分的に錆びている箇所の処理はどうすればよいのでしょうか?
A 目荒しは必要な作業です。理由は防錆塗料であるカーボマスチック15Jを塗装するための「足がかり」が必要であるからです。目荒し作業は、どんなタイプの塗料を塗装される場合には必要な作業です。
特にステンレスは表面が硬く、そのままでは、塗料の食いつき(付着)がよろしくありません。ですので、ステンレス表面を目荒しして傷つける必要があります。そうすればカーボマスチック15Jの付着が良くなります。
同様の目荒し作業は、亜鉛メッキ面、アルミ面などにカーボマスチック15Jを防錆塗装する場合でも必要です。
(参考)ステンレスへの塗装についての過去のやり取りです。