今年は休みの関係もあり、多くの企業は7日から、学校は8日から年始が始まりました。未だ週刊誌や漫画雑誌が「正常化」していませんので、お正月気分は抜け切れていません。
昨年の1番の衝撃は、中央道の笹子トンネルの天井板落下事故でした。ボルトで天井板を固定していますが、経年経過で接着剤が劣化し、抜け落ちたとされています。
道路管理社側も「民営化」の影響もあり、道路の維持管理の予算が厳しく抑制されるという事情もあったかもしれません。
道路でも橋梁でもトンネルでも公共財はこしらえたら、定期的に保守点検を行い、適切に維持管理をしませんと、錆びたり、劣化したり,強度不足になったりして危険な状態になりかねません。
新しく道路や橋をこしらえることには注目も集まり、また予算もつけられる傾向にありますが、維持管理に関しては予算額も少なく、注目度も高くはありません。でもとても大事な分野です。
防災屋は「鉄構造物などの錆」の診断、錆にお困りになっている様々お立場の皆様のご相談に誠意をもって精一杯回答してまいりました。このホームページにあります「よくある質問」も皆様から寄せられた質問と回答を練りなおして作成したものです。
よくある質問 https://www.nc-21.co.jp/faq/index.html
私たちは面積の大小にとらわれず、企業でも役所でも個人の方でも、質問には目一杯回答してまいりました。今後もその精神を忘れることなく精進したいと思います。
今年もよろしくお願いします。