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防錆屋の思いを託したサイトを開設しました

 橋梁や電力施設や各種鉄構造物である公共財は、大事な社会資本です。談合などで政治家が公共工事に介入し、利益誘導していた時代は「古きよき時代」であったでしょう。
 日本でも2009年8月に投票により初めて政権交代が実現しました。

 公共事業分野でも象徴的なのは「八ッ場ダム」や「川辺川ダム」に対して、国土交通大臣の「見直し」「中止」発言です。多数の利害関係者がいますので、どう決着するのかは現状では不明ですが、従来型の公共工事のありかたは変革を余儀なくされるでしょう。

 広島県福山市の鞆(とも)の浦の埋め立て問題に対する裁判所の判断も「かけがえのない景観維持」に重点が置かれていました。着実に日本社会の公共事業のありかたも変化していくことでしょう。
 
 従来の公共事業のあり方は、(本四架橋や国の直轄管理の橋梁以外)の自治体管理の鉄構造物は、維持管理やメンテナンスなどに全く配慮しませんでした。意志があってもできなかったのです。公共事業の優先順位が「古いものから」新規にこしらえるので、手入れをわざとせず新規工事を引き込むために鉄構造物を放置していました。 そのほうが、財政的に国の支援を受けやすかったからです。
 しかし国も自治体も、財政的に厳しい時代になりました。しかも環境への配慮、労働安全衛生への配慮もしなければなりません。VOC規制にも適応しなければなりません。
 
 

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そんなおり、適合するシステムが防錆屋が提唱する「長期防錆塗装システム」であります。鉄構造物維持管理者の皆様や設計される皆様、個人ユーザーの皆様におかれましても、当サイトに表記されています「長期防錆塗装システム 」をじっくり吟味し、確認してください。きっと「問題解決」につながることと思っています。
 
 鉄構造物は入念に手入れをし、定期的に調査し、防錆塗装をしていれば長期間維持できます。パリのエッフェル塔は100年以上、サンフランシスコの金門橋は70年以上維持管理されています。入念な錆落としと、防錆塗装をきちんと行えば長年維持管理される実例です。

 「社会のしくみとして入念な錆落とし」をいたしましょう。自らも行っていただきたいのですね。自宅や自家用の車の防錆塗装へも挑戦してみましょう。事業者や工場の防錆塗装も見直しをいたしましょう。防錆屋がお手伝いをさせていただきます。

 吊橋や斜長橋などの美しい橋と景観が調和する風景を防錆管理士として「街の誇り」としたいからです。日本は「錆の列島」と呼ばれています。美しい景観も「錆のある姿」があると色あせてしまいます。

 それぞれの環境に適合した防錆塗装のしくみは必ずあります。錆に関する皆さんのお悩みをぜひ防錆屋に託してください。必ず答えを見つけます。

 初心を忘れずサイトを作成し、皆様方との交流を図りたいと思います。
 

2009年秋  防錆屋 防錆管理士 西村健一