F県にお住いのY様からお写真をいただきました。屋外階段の鉄骨部をラストボンドSG+カーボマスチック15Jの防錆塗装のご報告です。
塗装作業終了後Y様から、お手紙と写真を送付いただきました。お写真は数多く枚数がございました。すべてを見せていただきました。作業の様子がとてもわかります。
写真は、作業前・錆落とし作業後・ラストボンドSG塗装後・カーボマスチック15J塗装後と4工程です。
Y様から感想文を送っていただきました。
「電動・手動工具併用で除錆・劣化旧塗膜除去。最下層の活膜と思われる部分は残し、ラストボンドSGを塗装。
硬化後カーボマスチック15Jを塗装。どちらも錆の酷い部分は硬化確認後に二度塗りしました。
西村さまの仰るとおり、ラストボンドSGは粘度低く錆に浸透する様子が作業中に確認できました。
カーボマスチック15Jは、粘度の高さにちょっとビックリしましたが、そのおかげで垂直面やオーバーハング(踏板裏面)も垂れずに厚塗りできて、しかもラストボンドSGのプライマー効果が絶大で、ガッチリ喰いついいて塗れている感が刷毛先から伝わってきて、気持ちよいくらいでした。」
作業なさっておられる様子もわかります。ありがとうございました。
写真もたくさん送っていただきました。その中から2枚程度を各工程ごとに選出する作業は少し難航しました。(スペースの関係で申し訳ありません。)
①作業前の屋外階段の様子
何層も塗料が塗装されている箇所があります。また一部で錆が発生している箇所もあります。また塗料の重ね塗りの中で塗料同士の「層間剥離」も起きています。錆落とし作業はとても大事です。
②素地調整・錆落とし作業後の様子
電動工具が使用可能な個所は丁寧な錆落とし作業、旧塗膜の剥離作業をされています。錆落とし作業や、浮き塗膜や層間剝離下劣化した塗膜の除去作業は、労力のかかる新規な作業です。
とても丁寧になされています。再塗装で1番大事な工程は錆落とし作業です。
③ラストボンドSGの防錆塗装後の様子
丁寧に塗漏れもなく塗装されています。電動工具や手工具による錆落とし作業で、除去できなかった錆層に深く浸透し、錆を抑え込むのがラストボンドSGです。
素地と奇麗に付着している様子が写真からよくわかります。
④カーボマスチック15Jの防錆塗装後の様子
無希釈で塗装していただきました。塗膜がごってりと厚膜で塗装されています。「ラストボンドSG+カーボマスチック15J]という「ダブル防錆塗装」をY様はやり遂げられました。
さびていた箇所につきましては、ラストボンドSGもカーボマスチック15Jも2回塗装されたとのことです。完璧です。
丁寧に防錆塗装されています。感心しました。10月の上旬に作業をなさったと伺いました。最低気温が20度ぐらいで、最高気温は30度前後とか。その気温帯ですと、ラストボンドSGFもカーボマスチック15Jは1日程度で乾燥硬化されたのことでした。
Y様から2つの二液混合型塗料(ラストボンドSG・カーボマスチック15J)の塗装作業の注意点もうかがいました。
「私は全て独りで作業しましたので、こんなもんかなと、当てずっぽうに400mlトマト水煮缶の8分目くらいに2液を混合して30mm巾の刷毛で作業しましたが、結果的に2時間以内で塗れるピッタリの量でした。
1度に造りすぎて無駄にしてしまう方もいらっしゃるのではと感じましたので、参考までに。」
可使時間とは
可使時間とはなんですか?