2017年5月10日、栗林線の送電鉄塔の外観観察に出掛けました。香川県高松市の市街地であり、高松駅から高松空港へ行く幹線道路である国道193号線を横断する形で栗林線はあります。
31年前は田園であった場所に、家屋やマンションや商業店舗が建っており、当時は鉄塔の林立が見通せていましたが、今や鉄塔の敷地以外四方を家屋で囲まれたところがあり、様変わりには今更ながらに驚きました。
周辺交通量も格段に増えていまして、道路に駐車して観察することすら出来ません。それでコンビニで買い物をして、お断りしてコンビニの駐車場に駐車させていただきまして、歩いて数ヵ所の鉄塔の外観観察をしました。
観察した後の感想です。
1)遠目で見ても見苦しくはありません。31年目ですのでチョーキング(白亜化)は目立ちます。人間で言えば「100歳」に該当する塗膜です。
2)近接すると「与太っている」印象はあります。しかし剥げたり、捲れたり、塗膜が膨れたり、「塗膜が花が咲いた状態」「著しく錆びた状態」にはなってはいません。
3)鉄塔の「塗装塗膜劣化グレード」からすれば、5段階(劣化度1が最良・劣化度5が最悪)で行けば、総じて劣化度3であります。
4)31年前より、より市街化は進展しています。飛散防止型塗料で鉄塔塗装をする必要性があると感じました。
再塗装は、是非カーボコートタワー16で
カーボコートタワー16(旧名称カーボタワー16)は改良され、進化しています。
日本で初めて栗林線で採用されました飛散防止型塗料のカーボタワー。当時は薄膜タイプであり、刷毛塗1回塗で30μが限界でした。改良を重ねたした現在のカーボコートタワー16は、刷毛塗1回塗で60μ付着します。
1)耐塩水性(20度 1カ月(720時間)3%NACL).耐水性(20度 1カ月(720時間)水道水。耐候性 カーボンアーク1000時間など、防錆力、付着性、耐候性が向上しています。
2)飛散防止型塗料でありながら、防錆力、付着性、耐候性(アルミフレークを含有)に優れた塗料です。
3)厚膜になり、防錆力も向上しています。
4)出荷時に粘度調整されています。原則無希釈で塗装できます。
市街地の飛散防止塗料は、カーボコートタワー16で決まりです。
塗膜の性能表でご確認ください。