サビ問題解決事例

サビ問題解決事例

カーボマスチック15J+カーボタン234HSにて自宅鉄骨部を防錆塗装

昨年12月前に弊社にお頼りをいただきいたYさん。大変防錆塗装に詳しい人(私より詳しいと思いました。)何回か情報交換をさせていただきました。自宅の手摺りなどの鉄骨部の防錆塗装でありました。

Y様宅は湘南の海を見下ろす高台にあります。景色はよろしいですが、潮風の影響もあり、鉄部の塗装環境には厳しい条件のところではあります。

以前勤務していました神東塗料の営業担当地域がちょうど神奈川県全域で、湘南地域は開拓していたところでした。思い出しますのは国道134号でしたか、休日にはサーフィンやヨットで賑わう海沿いは特に潮風が厳しく、歩道橋やガードレールも数年でボロボロに錆びる環境でありました。

湘南の海。遠く富士山が見えます。右の写真は江ノ島でしょうか。(Y様提供)

 

「カーボマスチック15J」を評価し、採用いただきましたのも湘南地域の行政部署やユーザーでしたし。Y様のお便りはそのことを思い出しました。まさに防錆塗装の「原点」でもありました。Y様の承諾を得まして、ホームページにて報告させていただきます。また施工中の写真もY様に送付していただきました。

(営業でいつも周辺を巡回していました。高知へ戻りヨットを始めたのは神奈川勤務時代の影響です。また夜須は景観が湘南に似ているところがありますし。)

こちらは高知県夜須の海。「湘南」の雰囲気に似ております。

さてY様とのやりとりのなかで、塗装仕様を決定しました。  ケレン(錆落し)+ カーボマスチック15J(刷毛塗り)+カーボタン234HS(刷毛塗り)です。  電力会社の施設で採用されている本格的な長期防錆塗料システムになりました。塗料を購入いただきました。また後で施工された様子の写真も送付いただきました。

塗装前の全景です。

塗装前の様子です。溶融亜鉛メッキです。薄い箇所なのか3年程度で錆が発生している箇所があるとのことでした。

赤さびの発生している部分は溶融亜鉛メッキがされていません。 てすりの曲線部だけは大きすぎてメッキ槽に入らず、溶融亜鉛メッキできなかったそうです。

直線部分と下の柱の部分は溶融亜鉛メッキされていて、そちらは若干白錆が浮いている程度で、旧塗膜(青)も活膜だったので旧塗膜の上からカーボマスチック15Jを塗装されたそうです。

錆落し作業後の様子です。一部電動工具も使用されたようです。

塗装されるYさんです。梯子をかけられ手摺部を塗装されています。下塗りであるカーボマスチック15Jを塗装されています。

Yさんはウェットゲージも保有されておられ、ウェット膜厚が200μ箇所もあったとのことです。

そして十分にカーボマスチック15Jを完全硬化した上で、上塗りであるカーボタン234HSを塗装されました。

Y様のよれば、下塗りのカーボマスチック15Jがごってりと厚膜に塗装できたので、だいたい1回塗りですんだとのことでした。

上塗りは少し塗りづらいとのことでした。ウェットゲージでWET膜厚を測定されながら塗装されました。  完成後の様子です。現在数ヶ月経過していますが、問題はありません。

*施工写真はY様の提供です。ありがとうございました。

長期防錆をより期待されるのでありましたら、カーボマスチック15Jを2回塗りを塗装されることをお勧めいたします。

Y様ご協力ありがとうございました。