塗装をされる際、大事なことは塗ることだとお思いかもしれませんが、最も大事な作業は塗り前の錆落とし作業(素地調整)です。
素地調整がちゃんとされていないとどんなに性能の良い塗料を塗っても錆が発生してしまったり、塗膜がはがれたり、期待された性能は発揮できません。
下記の「要因が塗膜寿命に及ぼす影響」の画像を見ていただきたいのですが、49%が素地調整作業となっており作業の影響が大きいです。ラストボンドSGやカーボマスチック15を塗装なさる場合も、可能な限り、錆落とし作業(素地調整作業)をしてください。なさいますと再塗装された塗膜の寿命が延びます。
虫歯の治療と同じで、ガリガリと削って、歯医者さんは虫歯予防の薬を塗ります。 痛んでいる部位をガリガリと綺麗に除去しませんとまた痛みが発生します。そのうえに虫歯を抑止する薬を歯医者さんは塗ります。
その薬がラストボンドSGやカーボマスチック15です。錆を抑えます。可能な限り錆落とし作業を入念にされますと、より高い防錆効果があります。