Q 塗料の膜厚について、WET膜厚・DRY膜厚とはどういう意味なのでしょうか?
A 塗装直後に膜厚を測定することをWET膜厚と言います。
塗装後、乾燥硬化して1週間程度して膜厚測定値で測定する膜厚をDRY膜厚と言います。
具体的にはカーボマスチック15Jでは刷毛塗でWET膜厚で100μであれば、DRY膜厚は70μです。カーボマスチック15Jの刷毛塗での標準膜厚は70μですので、WET膜厚が100μあれば確保できます。WET/DRY比率を良く把握され、塗装した直後にウエットゲージで測定されますと適正な膜厚が得られます。
DRY膜厚測定は、塗装した塗料が硬化乾燥後に測定します。測定機器の写真は古いです。簡便な測定機器が最近では携帯式であるようです。