防錆Q&A

防錆Q&A

トラックの荷台の防錆対策について

Q  購入したばかりのハイエースの荷台とドア周り内張りにラストボンドを塗ろうと思ってます。その場合、やはり上塗りはしたほうが錆対策としてはいいのでしょうか?

 後部ドアのヒンジの部分にラストボンドは有効でしょうか?

 当方、ダイビング業を営んでいます。どうしても荷台に海水で濡れた器材やタンクなど積み込みますので、処置をしないとここから全て錆び付いてしまいます。

 ご回答宜しくお願いいたします。

 

 

A  施工例で、奄美大島の榎本様の事例が参考になると思います。榎本様の場合は軽のハコバンのようでした。

https://www.nc-21.co.jp/case/post_18/

 榎本様はラストボンドを錆止め塗料として下塗りされ、上塗りに仕上げ用の塗料(なんでもかまいません)を塗装されています。

 ラストボンドSGには顔料がほとんど含まれておらず、エポキシ塗料ですので紫外線に弱い性質があります。それで屋外部には上塗り塗装をお奨めしています。

https://www.nc-21.co.jp/case/k/

 上のリンクの事例のようにラストボンドSGは薄い塗膜です。屋内部で紫外線の影響のない部位には「そのまま」では良いですが、屋外部には必ず上塗りをしてください。

 後部ドアのヒンジの部分ですが、素地が鉄部であれば防錆効果は塗装すれば効果はあります。

 またある漁業組合さまからのラストボンドSGの注文がありました。鮮魚運搬用のトラックに防錆塗装するとか。用途は同じようです。

 ラストボンドSGは「性能塗料」です。見かけはよろしくありません。
 防錆に特化していますので。人様の目線が行く部位につきましては上塗りをお奨めします。

 そういうことでよろしくお願いします。