Q 溶融亜鉛メッキの単管パイプの耐用年数が分からず調査してい処、防錆屋様のホーページを拝見いたしました。
貴社の溶融亜鉛メッキの腐食速度が有りますが例えば、
田園地帯で:8~10(g/m2/年)となっています。
日本溶融亜鉛鍍金協会から発表している大気中における亜鉛腐食速度では田園地帯では4~5(g/m2/年)となっています。
2倍の違いが有りますのでどちらを参考にするか迷っています。
日本溶融亜鉛鍍金協会の資料を見ても400(g/m2)膜厚では耐用年数が80年となります。常識を逸脱しているように感じます。
A 多少出典元で、数量が異なるようですね。
弊社のホームページによる亜鉛メッキの腐食速度です。
https://www.nc-21.co.jp/faq/rust_useful-life/
添付画像はメーカーの「亜鉛メッキの耐食性」と項目です。
わたしなどは、塗料の方の分野です。亜鉛メッキのほうは、亜鉛メッキの専門業者さんにお尋ねください。
机上の理論で計算されるよりも、「現実」から判断なさったらよろしいかと思います。
通信鉄塔や送電鉄塔などの塗り替え時期の見極めには、目視による「劣化度判定」を提案しました。
https://www.nc-21.co.jp/faq/painting_timing/
白サビが出始めた時期は、防錆塗装する時期です。
単管パイプの防錆塗装についてのやりとりです。
https://www.nc-21.co.jp/faq/post_77/
海岸部では亜鉛メッキは10年持たないですね。お住まいされておられる環境で寿命は決まります。
わたしは経験的な物言いしかできませんが、昔と異なり最近の亜鉛メッキは耐用年数が短くなったと聞きます。理由は、有毒物質が防錆力に効いていたのですが、それが使用できなくなったからとのことです。
資料はあくまで参考です。
尚、単管パイプの防錆塗装にはカーボマスチック15Jが優れています。
https://www.nc-21.co.jp/products/carbomastic/
亜鉛メッキと鉄塔で25年目です。