Q 水道管やガス管等で使用している亜鉛メッキ鋼管において、さびが出るおそれのあるネジ切り部分(接合部)等で防錆ペイントを施していますが、一般的に良く使用されている防錆塗料は何でしょうか?
A 殆どのケースで塗装していないのではないかと思われます。
「地中埋設部には黒色のタールエポキシ塗料が使用されている」ぐらいではと思われますね。
一般論では日本建築学会の「建築工事標準仕様書・塗装工事」にも詳しいことは掲載されていません。
そのなかで亜鉛メッキ面での塗装の項目があります。
「汚れ、油などを取り除く下地処理。エッチングプライマー1種を塗布し、JIS規格の油性錆止め塗料を塗装、上塗りにアルミニウムペイント塗り」と記述されているだけです。
以前弊社取引のありました設備塗装専門の塗装業者にも、出荷されていたペイントは油性ペイントでしたから。
(お奨め塗装仕様)
所定のケレン後、「カーボマスチック15Jメタリックグレー」での施工をお奨めいたします。
理由は、「厚膜タイプで防錆力があること。亜鉛メッキ面との付着が良いこと。エッチングプライマーの塗布が不用なこと」などです。
カーボマスチック15Jにつきましては、弊社ホームページにも詳しく掲載されていますので、ご参考ください。