Q 溶融亜鉛メッキの付着量と耐用年数について教えてください。
A 参考資料ですが、ジャパンカーボライン社の「塗り替え塗装」送電鉄塔編の資料で掲載されていました。
■亜鉛メッキの付着量
アングル、鋼管材、プレート |
550~600(g/㎡) |
ボルト、ナット |
350~400(g/㎡) |
■亜鉛メッキの腐食速度(g/㎡/年)
重化学工業地帯 |
32~35 34(平均) |
都市地帯 |
12~18 15(平均) |
海岸地帯 |
11~14 13(平均) |
田園地帯 |
8~12 10(平均) |
山間地帯 |
3~8 6(平均) |
乾燥地帯 |
2~5 4(平均) |
■亜鉛メッキの耐用年数
■亜鉛メッキの耐用年数
健全な亜鉛メッキ層は、下から鉄面素地、A層、B層、純亜鉛層となっています。 A層が露出しますとメッキの皮膜の腐食が急速に進行します。 A層が露出する前に塗装すれば、長期防錆塗装になり、経済的です。 ライフサイクルコストの低減になります。
ジャパンカーボライン社「塗り替え塗装」送電鉄塔編より。