Q 太陽光発電を手掛けている事業所です。山間部の地域に設置しています。亜鉛メッキ性の架台が設置して2年で錆が出ています。防錆対策はありますか?
A 亜鉛メッキ面が僅か2年で錆びるというのはあきらかにおかしいです。海浜部でも10年程度は無塗装でも錆が出ないのが亜鉛メッキ面の特性です。
亜鉛めっきの施工不良ではないかと思われます。
亜鉛メッキ面の防錆塗装は実はとても難しい
それは亜鉛メッキ面の表面は硬く、ち密であり塗料が付着しにくい特性があります。今回は錆びている面と錆びていない面があります。また白錆が出ている部位もある屋に聞きました。そうなると塗装できる塗料は1つしかありません。
それはカーボマスチック15jです。
https://www.nc-21.co.jp/products/carbomastic/
屋外ですので亜鉛メッキ面は、昼間は暖かいので膨張し、日没後H冷えて縮小します。しれで大抵の塗料はついていくことが出来ず、2年程度で剥離します。
亜鉛メッキ面でも素地調整作業はとても大事です。可能であれば電動工具を利用して錆びや、白錆を除去してください。また亜鉛メッキ面全体を電動工具や主工具で全面目荒らしして下さい。(表面荒らしをしてください)
理由は塗料との付着性を増加させます。
防錆塗装は、カーボマスチック15j(冬期用はJWG)を塗装されてください。亜鉛メッキ面に強固に付着します。錆面にも付着します。跡で剥離することはありません。
2年で亜鉛メッキが錆びたということは、亜鉛めっきの防錆効果がなくなっています。錆面はカーボマスチック15jを3回塗りして下さい。そのほかの面は2回塗りをされてください。