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冬期における二液混合型塗料について

 防錆屋が取り扱いをしています「ラストボンドSG」と「カーボマスチック15T」は、二液混合型塗料です。春が近づいてきますと、防錆塗装シーズンの「開幕」も近いと言えます。お客様からの問い合わせも増加しています。


 桜が開花し始めました。とはいえ但しまだまだ寒い日もあります。二液混合型塗料(ラストボンドSG・カーボマスチック15T)について、注意事項などを再度まとめてみます。

 一般用のご使用は、桜の開花、満開、花吹雪、新緑の季節後からです。
(目安の気温は最低気温が10度以上。最高気温が20度以上です。その気温が5日以上続くようなら、一般用の硬化剤が使用できます。そうでなければ冬期用をご使用ください。)

 ラストボンドSGとカーボマスチック15Tについての注意事項です。

①二液混合型塗料の硬化乾燥は、「気温がすべて」です。


ラストボンドSG
https://www.nc-21.co.jp/products/rustbond/

乾燥時間(一般用)10℃/60時間 20℃/24時間 30℃/10時間

    (冬期用)5℃/18時間 10℃/16時間 20℃/12時間

 カーボマスチック15
https://www.nc-21.co.jp/products/carbomastic/

乾燥時間(一般用)10℃/72時間 20℃/24時間 30℃/16時間

    (冬期用 5℃/48時間 10℃/24時間 20℃/8時間
 

以前にも同様のテーマで書いた記事もあります。ご参考まで。

桜の開花は、一般用硬化剤使用可能な季節の始まりです。


②外気温は廻り全体の温度のことです。「局所暖房」は効果はありません。

 低温時(5度以下の気温は冬期用硬化剤を使用しても、二液型塗料(ラストボンドSG冬期用、カーボマスチック15冬期用)は、被塗物廻りの外気温が(室温においても)塗装可能条件の気温になりませんと、正常に硬化乾燥しません。

 ドライヤーを当てたらいいのでは。というご意見もありましたが、全く効果はありません。