私の操作ミスで、せっかくお問い合わせいただきましたお客様のメールを紛失してしまいました。まことに申し訳ございません。
お問い合わせメールをすぐに回答すれば良かったのですが、所用に追われ、後で回答するつもりであったところ、誤って削除してしまいました。
(お問い合わせ内容)
手すりの防錆塗装についてのお問い合わせであったと思います。
錆で穴が開いている箇所もあります。そこにテープを貼っています。防錆塗装できる塗料はあるのでしょうか?というお問い合わせ内容であったと思います。
(回答)
錆で穴が開いているということですので、相当錆は進行している可能性があります。
適合する塗料は「カーボマスチック15J」ですが、限度があります。
あまりにも錆が進行し、フレーク状、こぶ状になっている状態であれば、カーボマスチック15Jと言えど、効果はありません。大きく成長した錆層の内部は巣穴が無数にあり、水分などの腐食性物質が多く含まれているからです。
塗料の膜厚は、カーボマスチック15Jでせいぜい70ミクロン(1000/70ミリ)です。錆層が1センチにもなっていれば、防錆塗料とて錆に吸い取られてしまうからです。
ためしにハンマーでたたいてみてください。手すりが簡単に穴が開くようでしたら、防錆塗料を塗装しても役には立ちません。
参考事例 「こうなる前に防錆対策相談を・・・ 」
そこまで錆が進行していないようでしたら、「付着力評価基準」をされて、古い塗膜の「生死判定」をしてください。
参考事例の施設は、「危険なので撤去していただきたい、」と提言しました。年度末予算で撤去しました。